コバエと聞くだけで、イラっとしますよね。

目の前を素早く飛び回り、厄介なコバエ!

気が付くと、たくさん増えていて困ったという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。

衛生上も良くないですし、コバエは寄せ付けたくないですよね。
でもどうしてコバエはすぐに増えてしまうのでしょうか。コバエをどのように駆除、退治したらいいのか「コバエの駆除や退治の方法や対策」について詳しくご紹介します。

コバエを駆除・退治する7つの方法

小バエの対策に効果的な商品やすぐ作れるトラップについては、別記事でまとめました。

1.殺虫剤

今飛んでいるコバエにすぐ効果があるのは、直接噴射できる、エアゾール式殺虫剤が簡単です。シュッっとひとふきするだけで、部屋全体に効果が出るタイプのものあります。

全ての種類のコバエに対応している場合が多く、即効性があります。

2.燻煙剤

部屋全体にいるコバエを一気に駆除してしまいたい時には、燻煙剤も有効です。煙状に殺虫成分を部屋中に拡散させることができ、部屋のすみずみまで効果をもたらしてくれます。

ただし、薬剤によって部屋が充満するようになるので、観葉植物や観賞魚などがある部屋には使用は控えた方が良いでしょう。
またコバエの卵には効果が薄いためすでに孵化している小蝿に対してのみ効果が期待できます。

3.トラップ

コバエの好む香りや色で誘い込み、そのまま殺虫してしまえる、置き型、つるし型のトラップは、置いておくだけで良いので人気が高いです。
有名な商品としてコバエホイホイがあります。

部屋中に殺虫成分がふりまかれることがないので、食器や食べ物などが置いてある台所でも安心して使用することができます。

コバエの中でもショウジョウバエやノミバエに効果があります。

4.捕虫器

コバエの中でもノミバエやキノコバエは、紫外線による光に誘導される性質を持ちます。

そのため光に集まるコバエや蛾などは捕虫器が効果的です。
光で集めた虫をファンの力でカゴの中に送り込みます。カゴに虫が集まりますので、コンビニによくある電撃殺虫灯のように下に虫がたくさん落ちるということがなく衛生的です。

ただし、先ほども伝えたように効果があるのは、光に反応する小蝿(ノミバエやキノコバエ)だけですので注意が必要です。

>小蝿は4種類いる!発生する小バエの種類を知って効果的な商品を買おう

5.観葉植物の処理

コバエが部屋にある観葉植物の土から発生している場合もあります。それはキノコバエという種類のコバエです。

カブトムシやクワガタムシなどの昆虫を飼っている時にも発生する場合があります。

キノコバエは、台所用のトラップには、反応しません。キノコバエの対策には、観葉植物に差し込むタイプのハエ取り棒などが有効です。

6.排水口掃除

お風呂やトイレに群がるコバエも厄介ですよね。飛び回っているコバエには、スプレーなどをすればよいですが、排水口の中のヘドロからまた発生することもあります。

お風呂やトイレのコバエは、チョウバエという種類がほとんど。ハエ取り紙のような粘着テープ系にはひっかかりますが、台所用の置き型トラップにはかかりません。

排水口の中を掃除できるような、泡状やジェル状の薬剤が使いやすいでしょう。チョウバエ専用のスプレーなどもあります。

>チョウバエの対策はこちら

7.業者に頼む

自分で駆除しきれないコバエは、プロの害虫駆除サービスを使うこともできます。いろいろな対策をしてみても、コバエが出てきてしまう時には相談してみましょう。

有名なところですと、ダスキンが行っています。
15坪未満で12000円ほどになります。

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>ダスキンのチョウバエ駆除

コバエが発生する原因

コバエが発生する原因は、一つではありません。それは、コバエと一言に行っても種類があるからです。コバエは主に、4種類います。

コバエは飛んでくるだけではなく、そこで数百個という数の卵を産みます。それが、1~2週間くらい成虫になるので、どんどん増えて行ってしまうのです。

1匹見つければ、すぐに駆除退治して、発生する原因を見つけなければ、どんどん増えて行ってしまいます。

そうならないためにそれぞれの発生原因を見てみましょう。

ショウジョウバエの主な発生場所

ショウジョウバエは主に台所に現れます。

生ゴミや腐った野菜や果物が好きなので、その匂いに誘われてやってきます。
ショウジョウバエの対策としては「生ゴミや洗い物を溜めない」ことが大事です。

ノミバエ

ノミバエも台所に現れますが、ノミバエの場合は腐ったものだけでなく、普通の食べ物にも反応します。

なので、テーブルに置いてある料理や使ったままの洗っていない食器などにも寄ってきてしまいます。

また、動物の糞や死骸にも集まるので、犬や猫などのペットを飼っている人は、ペット用のトイレにも注意が必要です。

キノコバエ

キノコバエは、観葉植物や植木鉢、飼っている昆虫の土から栄養を摂ります。

また身体が小さいので、網戸をくぐって部屋の光に誘われて外から侵入してきます。

観葉植物の土への殺虫剤の散布やハエ取り棒を刺しておくと予防することができます。

チョウバエ

チョウバエは、排水口や下水管の中の腐敗したヘドロから発生してくるコバエです。

湿気が多く、不衛生にしているお風呂場やトイレが主な発生の原因になります。

全ての小蝿の侵入経路になる窓やドア

コバエは最初外から部屋の中に侵入してきます。体長が小さいので、窓を開けた時やドアから出入りする時など、すぐに家の中に入ってきてしまいます。

小さい個体なら、網戸を潜り抜けて入ってきます。

できるだけ侵入を少なくするように、部屋の窓やドアはすぐに締めるようにするなど、気を付けてみて下さい。

気温が高い、春や夏はコバエの動きが活発になるので、特に注意しておきましょう。

>コバエの発生原因まとめ

コバエを発生させないような対策

コバエを発生させないようにするには、次のようなことが必要です。

  • コバエの好きなものを置かない
  • コバエの嫌いなもの使って寄せ付けない
  • コバエが産卵する場所を作らない

では、具体的な対策を見てみましょう。

台所を清潔にする

台所は、毎日野菜の切れ端や残飯などの生ゴミが出てしまうところです。その生ゴミが、コバエの大好物です。

ですので、かならず生ゴミは匂いが漏れないように処理をする必要があります。排水口に溜まったものも全て毎日処理するようにしましょう。

使い終わった食器や鍋類も、そのままにしている時間があると、その匂いに誘われてコバエがやってきてしまいます。

まめに洗いものをして、食べ物の匂いを残さないようにします。

常温保管の野菜や果物も傷んでしまったら、そこにコバエがやってきますので、保管方法にも注意するようにしておきます。

観葉植物の手入れ

リビングに観葉植物や植木を置くと華やかになります。それは良いのですが、手入れをしていないと、コバエがやってくる原因になってしまいます。

葉っぱが落ちたり、枯れたりした時には、すぐに取り除くようにして腐らないようにしましょう。

もしコバエが飛んでいるのを見つけたら、観葉植物を外に出すようにしてこれ以上増えないようにしなければなりません。

トイレやお風呂の掃除

トイレやお風呂の排水口の中からコバエが発生してくるということもあります。

お風呂は特に排水口の中に、髪の毛や皮脂の汚れなどが張り付いて、ヘドロのようになっていると、そこからコバエが発生してしまいます。

また、お風呂の隅の方にも汚れが溜まっていると、そこにも寄ってきてしまいます。

トイレもお風呂も排水口の中を掃除できるような薬剤を使って、清潔を保つようにしましょう。

それでもだめなら、プロの業者に頼むこともできます。

コバエが嫌う匂いをさせる

コバエが嫌いな匂いは、アロマオイルやハーブの中の芳香成分の中にあります。次のような植物に多く含まれています。

  • ラベンダー
  • ローズマリー
  • ペパーミント
  • タイム
  • ゼラニウム

植物が持っている、昆虫を寄せ付けないようにするという知恵から生まれているものです。アロマポットやディフューザーによってアロマオイルの香りを芳香させると良いでしょう。

また、上のような植物を植木に植えて育てておいても良いですね。

コバエ対策グッズを使う

コバエ対策のグッズはいろいろなものができています。

  • 殺虫剤
  • トラップ
  • アロマオイルディフューザー
  • 光をつかった補虫器

上でもあげましたが、コバエの種類はいろいろなので、発生原因もそれぞれ違ってきます。使うコバエ対策グッズも、それぞれの特性に合わせて選ぶ必要があります。

選び方を間違えてしまうと、効果が発揮されない場合もあります。

台所におすすめのグッズは、置き型のトラップですし、化学的な殺虫成分を使用したくない時におすすめのグッズは、アロマオイルディフューザーですし、用途に合わせて選ぶようにしましょう。

コバエの殺虫剤の成分

コバエを駆除、退治するためには、やはり殺虫成分が入ったものが効果的です。しかし、虫が死んでしまうのであれば、人体にも何かしら影響があるかもしれないと不安になりますよね。

特に台所で発生することも多いコバエだと、直接口に入ってしまっても大丈夫なのかなど心配になります。

コバエの殺虫剤に含まれている成分について見てみましょう。

ピレスロイド系

家庭用殺虫剤に一番良く含まれているのが、ピレスロイド系の殺虫成分です。スプレーなどの殺虫剤にも多く含まれています。

これは、シロバナムシヨナギクという花に含まれている、殺虫効果や昆虫回避効果を示す成分と良く似た作用、構造の化合物です。

虫の神経系に作用して殺虫効果を示します。

  • 速効性がある
  • 人に対して毒性が低い
  • 自然界で分解が早い

上にあげるような特徴があります。

哺乳類に対しては、吸収しても、身体の中で酵素によって分解されて、体外に排出されるようになっているので、安全と言われています。

ネオニコチノイド系

ネオニコチノイド系は、ニコチンに似た成分で、世界中で最も多く使用されている殺虫剤と言われています。

農薬としても使用されています。昆虫に対して神経毒性を持っていますが、人には安全とされています。

オキサジアゾール系

煙が出て、コバエなどの害虫を駆除するための燻煙剤に含まれていることが多い薬剤です。昆虫に対して、神経毒性があります。

ピレスロイド系の薬剤と一緒に含まれていることが多いようです。

燻煙剤は、注意事項もありますが、使用後30分換気すれば、成分がほとんどなくなり、微量に残ったものでも、光によって分解されてしまい、人体には影響はありません。

口に入る食器類は洗ったり、肌に触れるようなじゅうたんやソファなどは掃除機をかけたりするようにしましょう。

ジクロルボス

ジクロルボスは、代表的な有機リン系殺虫成分の一つです。以前は劇薬にも指定されていました。

吊るすだけで使える、バポナ殺虫プレートに含まれています。

頭痛やめまい、吐き気などの副作用の注意事項も書かれており、長時間人が滞在するような所では、使用しないようにとも書かれています。

使用方法を間違わないようにしなければなりません。

ディート

虫よけスプレーの多くにこのディートは含まれていると言われています。ジエチルトルアミドという化学名で、昆虫回避作用があるものです。

殺虫剤ではありませんが、コバエが寄り付かないようにするために、虫よけスプレーを使うという人もいると思います。

ディートは人に対する安全性が高いと言われてきました。しかし、神経毒性や肌刺激があるという副作用の報告もあり、肌が弱い人、子供への使用には気を付けなければなりません。

  • 12歳未満の子供に使用させる場合は、1日の回数を1~3回までにする
  • 6ヶ月以上2歳未満の使用は1日1回までにする
  • 生後6か月未満の乳児には使用しない

ディートの濃度の低いものを選ぶ、または不使用のものもあるので、表記を見て虫よけスプレーを購入するようにしましょう。

市販の殺虫剤の安全性は高い

殺虫剤は身体への影響が全くないとは言えませんが、日本の安全性評価基準は国際的にみても、かなり高い水準にあると言われています。

各メーカーは安全性と有効性を確認した上で、医薬品や医薬部外品として厚生労働省に製造販売承認の申請を行っています。

よって、今販売されている殺虫剤は厳正な承認を受けていて、正しく使用していれば安全が確保されたものと言われています。

副作用

身体に安全であるとはいえ、体質によっては、殺虫成分のある薬剤によって、アレルギーやかぶれなどの副作用を引き起こす場合があります。

もし、身体に異常が現れた時には、病院に行き、その薬剤が何の種類なのかを医師に伝えるようにしましょう。

嫌なコバエを退治、駆除しよう

コバエは何もないところから発生してくるわけではありません。最初は外から侵入してきて、増えてしまうということになります。

外から入れさせないようにしなければなりませんが、部屋の小さい隙間を全て塞ぐのは難しいですよね。

そうなると、今いるコバエを退治、駆除しなければなりません。コバエの種類によって、発生する場所、原因も違うので、それぞれに合った殺虫剤やトラップなどを使用するようにします。

コバエの殺虫剤は、安全性の高いものがほとんどですが、まれに副作用が出る場合もあるので、成分にも気を付けておくと良いでしょう。

また、寄せ付けないようにするために清潔に保ったり、コバエが嫌がる天然の植物の香りを使ったりと、対策やグッズもいろいろとあります。

コバエのいない快適な暮らしを目指しましょう。